Goodbye Sunday

~東京近郊で週末ソトアソビ~
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21世紀の先にいる高城剛の最新本「多動日記」を読んで

 

kindle unlimitedのお試し期間中で、好きなだけ本が読める状態なので、比較的前のめりに本を読んでいます。スマホで。なんで今まで使わなかったんだってぐらい満員電車での暇つぶしになります。

 

2017年、1週間に1冊本を読んでいくことを目標に掲げてましたが、一切やってなかったので、実践していきます。

 

スマートニュースやグノシーみたいなただ消費されていく情報も面白いですが、やっぱり本の文章は建設的で、深みがあって、なにより自分の知識・教養が広がっている感じがたまらんですね。今日は土曜日なので、時代の先駆者、高城剛の一冊を読んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

高城剛とは?

沢尻エリカの元夫で、自らをハイパーメディアクリエイターを名乗る。
著書の執筆からイビサでのDJ活動など活動分野は幅広く世界を舞台に活躍している。

 


彼の最新の本、「多動日記」を読みました。今、AMAZON電子書籍で売れまくってるらしいです。

大手出版社から「タイトルも中身も差別的である」という理由から出版を断られた一冊が、ついに電子だけで登場。
大手出版社は「もし、本書を出したいなら、診断書を提出しろ」と高城に迫った。
果たして、どちらが差別的なのだろうか。

いったい、なぜ、高城剛は旅を続けるのか。
自由は、どこにあるのか。
地球を100周した著者がはじめて語る、非線形の21世紀型旅行スタイル。 

多動のSNPs(遺伝子)を持ち、日々苦悩する著者の初の旅行日記は、
「真実の世界」を描いているのか? 
それとも「頭のなかだけの出来事」なのか?

現実と非現実が交差する「ポスト真実」時代の旅行記。
紙では出版できなかった、電子ならではの一冊です。

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本のテーマは非常に広く、日記的な記述になっているので、非常に読みやすい一冊です。一時間もあれば読み終わります。

 

テクノロジーのこと、世界視点での日本のこと、自分のこと。を高城剛が客観的に語っているのですが、人間としての経験値が高く、かつ論拠となるものが面白いので、ストーリー一つ一つに読み応えがあります。

 

テクノロジーについて

最新のテクノロジーによる流通革命

冒頭にあったように、この本自体が出版社を通して販売されているものではない。このKindle革命を例に、これからの流通について言及している。

例えば、Kindleだ。いままで、一冊の本を書くと、作者に入る印税は10パーセントだった。最近言われる出版不況によって、ひどい場合は5パーセント前後のことすらある。だが、これは「紙の本」の話にすぎない。

kindleの場合。もっとも違うのは、印税である。

紙の出版物を既存の出版社から販売した場合、著者印税は5%から10%程度だったが、Kindleで直販すれば、その印税は70%まで跳ね上がる。この違いはあまりに大きい。

いまは作者が編集者を雇い、編集印税を渡す時代へと変わった。あっという間の下克上である。

とりあえずわかったのは皆電子書籍を本気でプロデュースしていくべきということです。いまアメリカの出版年間チャートTOP10のうち、半分以上が大手出版者とは関係ない個人が占めているそうです。大金持ちです。

 

高城剛がいう「人はそろそろ死ななくなる」論

死ねないのはそれはそれで辛いですが、いざ死ぬとなるとやっぱり死にたくないというのが本音です。ただ、ここ10年のテクノロジーの成長を振り返ると、こんな嘘みたいな話が本気に聞こえたりするものです。

いままで不治と言われてた病気が治癒し、ハゲが改善しダイエットに成功し。そして見た目ではなく、身体そのものが若返ることが可能になった時代に誰もが生きている。確かにはじめは高価かもしれない。だが、10年も経ったら、どうなるだろう。3000億円した遺伝子解析が、20万円になったように、気がつくとある日1万円に、そしてタダ同然となるテクノロジーの急速な普及を、僕らは何度も目にしてきた。

本著では、こうした実際のテクノロジーの発展をベースに、フリーな生命科学について記載されており、非常に面白かったです。

 

 

世界視点での日本のこと

島国日本の破綻と個人のあり方

日本が世界にリードされている、国際競争力において遅れをとってきていることは既に広く認知されているところだとは思いますが、個のあり方について考えを促してくれます。

いままでのルール全てが壊れていく。

音楽や出版がそうであったように、あらゆる既存フレームが壊れるのだ。改めていうまでもなく、日本の年金制度は事実上すでに破綻していて、社会保障財政も衣装財政も、皆保険制度も破綻同然だ。国民健康保険の収支を見ると、若干の黒字に見えるが、保険料収入と同等もしくはそれ以上の国庫支出金に支えられているだけで、本来は赤字続きだから、すでにシステムとして破綻していると考えていいだろう。

 

 いま、社会そのものが大きなパラダイムシフトを迎えている。

これに抵抗するのか、それとも受け入れるのか、ここが大きな分岐点になるんであろう。国家も個人も、人類は、いまアップグレードを問われている。 

 

高カロリー大国日本

なんの気なしにコンビニに入っていく日常だが、少しひいてみるとビジネスや日本の問題点につながっていることがわかり、素直に面白かったです。

日本に戻ったときの、違和感の一つは、コンビニエンスストアの量だ。本当にどこでもある。同時に高カロリー中毒者がリハビリするためのダイエットジムやドラッグストアも増殖している。コミットメントするダイエットジムは、トレーナーという名の監視員が、実はコンビニ行かせるのをやめさせるのが仕事の肝となる。

コンビニ→太る→ジム→痩せる→コンビニ→太る→病気になる→ドラックストア

一概には言えないですが、こんな構造が容易に 浮かびあがりますよね。たしかに日本のコンビニの量は異常である。

 

日本のヤクザについて

日本のヤクザは世界最大の組織みたいなのですが、その数字的規模感を知って驚きました。

米国財務省のよれば、世界最大の売り上げを誇る反社会組織は、日本の山口組で、イタリアンマフィアの10倍以上の規模を誇る。その売り上げは2兆4000億と記載され、正しければこの数字は、NEC本体より大きいことになる。だが、実際は10兆円近くの売り上げを誇り、その多くは無税だ。この数字はイタリアのナンバー1と言われる組織カモッラのおよそ16倍にあたり、タイの国家予算と匹敵する。

まじビビりますよね。最大の収入源は麻薬みたいで、世界からみると日本が覚せい剤大国のようにうつっているみたいです。そして都内に住む40人に1人が常用している計算になるよう。おそろしあ。

 

高城剛について

1日を45分で区切る

本著で高城剛は自らを多動症と名乗っている。あらゆるタスクを45分に区切ってこなしているようで、たしかに集中力というところでいうと45分は最適な時間だったりするのかもしれない。

なぜ、45分単位なのかわからないが、45分経つと自然と別のことをしたくなる。だから2時間もある映画を続けてみることはできないし、同じ本の執筆も1時間続けて行うことは難しい。執筆も並行して何冊もの本を書く。

誰が決めたか知らないが、いまどき1日単位や1時間単位で物事を区切るのは、時代に即していないように思う。ツイッターの140字の中に大きな想いが凝縮されているように、僕の45分間はものすごく濃厚な時間が流れている。と自分では考えている。

 

めっちゃ素敵ですね。既定概念にとらわれず新しいことを実践し続けている人で、圧倒的に面白い人だと思います。ハイパーメディアクリエイターと名乗り、偏った報道をされてきた人ではありますが、僕は好きです完全に。

彼の本は全部読んでみようかな。

 

 

 

2017年も残り92日

アマゾンの紹介した商品:1/100

年内の記事目標:116/150

年内の収益目標:500/10000

 

おわり